便利屋には日々様々な依頼が舞い込みます。90％は草刈りや、荷物の運搬、部屋の掃除の手伝いなどありきたりなご依頼なのですが、ごく稀に便利屋さんも驚くような変わった依頼が舞い込みます。
便利屋さんには日々様々な依頼が舞い込みます。そんな便利屋さんの変わった以来をいくつかご紹介しましょう。
・盗聴発見器
自宅で盗聴されているのではないかと不信感を抱き、某有名スーパーで盗聴発見器を購入、そして調べてみたら本当に反応があったので、怖いから取り外して欲しいという依頼でした。しかし、実際に伺い調べるとそれは盗聴器の反応ではなく、コンセントから出ていた電磁波の反応だということがわかったそうです。
そのことを依頼者に説明したところ、納得してもらえなかったので、その盗聴発見器のメーカーに問い詰めて確認すると、コンセントの電波を拾うはずがないという反応だったそうです。プロが使う盗聴発見器は50000万円以上するのに対し、依頼者はその盗聴発見器を9000円で購入したそうです。
便利屋側はメーカーによる詐欺行為だと感じたそうです。。
・犯罪行為
ごく稀にですが、半済関係の依頼が来ることがあるそうです。自殺したいけど自分ではできないから殺してくれという依頼があり、他にも、いかにも怪しいもの（法に触れるもの）の荷物の運搬や、ストーカーの援助のような探偵依頼などがきたそうです。
基本的にどんな依頼も受ける便利屋さんですが、こういった法に触れる、犯罪行為にあたるような依頼は受けません。
・占い師
若い女の子から占い師のふりをして友達とその友達の彼氏を別れさせて欲しいという依頼があったそうです。そのときは、「別れさせ屋という商売があるらしいので、そこに頼んでみてください」とあしらい、依頼を断ったそうです。
・孫に会いたい
高齢の女性から、「別居中の娘が孫に合わせてくれない。第三者なら家の中に入れるから、自分も付き添って家に行って欲しい」という依頼が来たそうです。
まずは事情を聞こうとした便利屋さんでしたが、むこうがいろいろな言い訳をしてくるので、お断りしようとしたところ、その女性は「なんでも引き受けますと書いてあるのに引き受けないなんて、誇大広告だ」と言ってきたそうです。
結局その依頼は断ったそうです。
便利屋・何でも屋と言っても、怪しい依頼や詳細が聞かされない危ない依頼は受けることはできません。便利屋を利用する際は、自分がして欲しいことをさせるだけではなく、便利屋側の考えも尊重したいですね。
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